「連携の強み」

Vol. 003平成26年12月

■職種:
理学療法士
■勤続年数:
5年

私が担当しているご利用者様の中に、ケアセンターけやきの通所介護・通所リハ・訪問看護を重複して利用されている方がいます。この方のご家族は、回復期病棟退院後に自宅生活を問題なく過ごせるのか・今後の身体機能や生活の自立度をどう改善させていけば良いのか等、介護とリハビリに対し強い関心と期待を寄せていました。

利用当初はご家族の笑顔が少なく、ご家族と一緒に行える風船バレーを取り入れたり、介入中にみられた良い反応についてご家族に伝える等の工夫は行ったものの、変化はあまりみられませんでした。そのような中、通所介護から、通所介護利用中に行えるリハビリは無いかと連絡がありました。そこで、通所リハと同じ事業所であることを活かし、通所リハ担当療法士とすぐに相談して、具体的なリハビリの提案・通所介護職員へリハビリを見学してもらうという対応を迅速に行いました。

その結果、ご家族からとても嬉しかったと笑顔で伝えられました。同じ事業所内という特徴を活かし、ご利用者のために出来ることを各々が提案し連携して実践していけることがけやきの強みであると考えます。今回のケースを通し、けやきで働くやりがいを強く感じました。

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