「離れてみて感じる“やりがい”」

Vol. 010平成27年8月

■職種:
ケアマネジャー
■勤続年数:
4年

私がけやきに“最初に“入職したのは、6年前のことです。“最初に”というのは、けやきの立上げから生活相談員や介護職員として1年半勤務したのち退職致しました。その後、2年間を一般企業で勤務し、デイサービスの相談員兼介護職員として再入職をさせて頂きました。デイでは4年程勤務し、介護リーダー兼管理者を経て、現在はケアマネジャーとして在勤しています。退職した理由は介護事故に責任を感じて辞職したのですが、漠然と一般企業への憧れもありました。

その言葉通り、介護の仕事を忘れようとしても忘れられず、“誰のために自分は仕事をしたいのか”と自問自答を繰り返す日々でした。“ご利用者の顔が見える場所でご利用者のために働きたい。自分の才能を生かせるのは福祉しかない”という答えにたどり着いた時、現在の上司のお声掛けもあり、けやきに戻ることができました。

出戻りで職場の方々には、多分にお気遣いやご迷惑をおかけしたと思います。同時に自分自身も改めて人の命を預かる事の恐さもありましたが、いつしかその気持ちはこの仕事ができることのやりがいに変わりました。介護リーダーに就いた時には、介護事故の経験がスタッフを励ます力となり、企業で学んだ文書作成が営業報告やパンフレット制作にも役立つことになりました。介護現場に入職してくる新人には、福祉・介護の仕事を選んだことが何よりも才能なのだと真摯に伝えることができました。振り返るとけやきには、仕事をすることの難しさと介護を仕事にすることの尊さを学ばせて頂いたと思います。今後も現場に身を置きながら目の前のご利用者にとって何が幸せなのかを第一に考えて仕事に邁進していきたいと思います。

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