「多職種での協力が問題や課題を解決することだと実感した事例」

Vol. 028平成29年2月

■職種:
介護福祉士
■勤続年数:
6年

一昨年の9月の入所されたご利用者がいました。要介護2、身体的には自立度が高いのですが食事や入浴、清潔行為など拒否がみられました。私が居室担当となりましたが正直、どのように支援をすればよいのか全く分からないところからのスタートでした。他の職員に相談したり、連携してあらゆる方法でアプローチを試みました。上手くいったこと、上手くいかなかったことを情報を共有する地道なやり方で進めました。また、ご家族にも日々の状態や上手くいった事例などを説明したり、ご家族からアドバイスを頂いたりと毎日が試行錯誤の連続でした。その結果、声掛け誘導が上手くできるようになりました。声掛け誘導が上手くいくと、その流れで食事や入浴など課題としてきたことが一つ一つ解決されていきました。その時に実感したのは問題や課題は一人で解決するのではなく関わる全ての人たちとの協力が必要だということでした。

初めて、居室担当として一からご利用者と関わることで改めていろいろな経験を出来ました。この経験は、自分が介護の仕事をしているんだという実感と共に、やりがいを感じました。

「健育会グループで働いて感じた仕事のやりがい」へ戻る