仕事のやりがい

Vol.0302017.05
「残された家族が「最後がここでよかった」
と言って頂ける看護が出来ること、
私も「ここでよかった」と感じるやりがい」
職種:
看護師
勤続年数:
2年

私は、以前急性期病院で勤務していました。慢性期や終末期に特にやりがいを感じ、竹川病院に就職しました。患者様の中には、他の病院も見学した上で、竹川病院が良いと遠方から入院されるもいらっしゃいます。入院後まもなくの永眠でも、「ここで最期を迎えられてよかったです。」と言われることが多くあります。

ご家族に、患者様の現状を伝え、理解してもらうことは大切です。「今日は声をかけたら瞬きをしました」という情報で、ご家族は良くなっていると捉え、残された時間をどう過ごし何をしてあげるかを考えることができます。「最期に何もしてあげられなかった」を減らすことに繋がると感じました。印象に残っているのは、予後が短いと説明された患者様との出来事です。誤嚥性肺炎を繰り返していましたが、最後まで食べさせたいとご家族はゼリーやフルーツを食べさせていました。安全に配慮しながら、経口摂取できるよう整えました。嚥下機能は低く経口摂取のリスクから控えるべき行為だったかもしれません。しかし、医師とも相談でき、患者様・ご家族の希望に沿った看取りができました。残されたご家族から感謝されることが竹川病院の魅力であり、やりがいを感じています。