仕事のやりがい

Vol.0532019.06
「認められ、任された大役」
職種:
理学療法士
勤続年数:
6年2ヵ月

私は入職してから、回復期病棟のリハビリテーションスタッフとして約6年間勤務しています。日々患者さんへ治療介入や在宅への退院支援を行っていますが、以前、私が担当した患者さんから退院後に「デイサービス以外に外出する機会が少ない」と話されていた事がずっと気掛かりとなっていました。患者さんが帰る場所に“地域の繋がり"が少ないのではないか。これが私が介護予防に興味を持ち始めたキッカケです。

現在は上司に機会を頂き、板橋区のリハビリテーション職種に従事する有志者で構成された「板橋区地域リハビリテーションネットワーク(以下、板リハネット)」という団体の広報委員として院外活動に取り組んでいます。当初は、板リハネット内の介護予防部会にて会議の資料作成やSNSツールを使った広報活動を担当させて頂いていました。
会議や活動に参加してくれる仲間を楽しませる為に様々な工夫をし、1年程度続けていた頃、板リハネットの会長より「板リハネット全体の広報委員として活動してくれないか?」と声を掛けて頂きました。何気なく続けていた自らの行動が他者に認められ、大役まで頂けた事に喜びと達成感を感じる事が出来ました。

今後も院外活動だけに偏らず、院内・グループ病院にも良い影響が与えられる存在になれるよう努めていきたいと思います。