仕事のやりがい

Vol.0622020.04
「大学院進学」
職種:
作業療法士
勤続年数:
6年1ヶ月

私は、2020年4月から東京都立大学 大学院 人間健康科学研究科の博士前期課程に進学します。

臨床を行う中で、文献を読み、得られた知識をもとに次の日の臨床に向かうと、今までの知識では捉えられなかった現象を評価できたり、治療効果が現れたりという体験がありました。その際はある種の達成感のような感覚があり、解決したい疑問に対して自分で研究を行うことで誰かの役に立てたらと思ったことが大学院を目指した理由です。また、様々なご縁もあり今年から大学院の先生方だけでなく、その他の研究所の先生方ともディスカッションや指導を得られる機会に恵まれました。それは、これまで積極的に学会や外部の勉強会に参加したことで獲得できたチャンスだと思っています。病院に勤務しながら大学院の授業や研究などを行う忙しい日々になるとは思いますが、大学院で学んだことを職場のスタッフや患者さんに還元し、学会発表や論文執筆を通して社会貢献が出来たらと思っています。