私は、入職前から興味のある分野がありました。それは「介護予防」です。学生の頃、介護予防教室をしている施設で臨床実習をする機会がありました。そこで怪我や病気になる前の予防と、地域とのつながりがとても大切であるということを学びました。

入職後、介護予防に興味があることを上司に相談をすると、板橋区リハビリ専門職ネットワーク「いたリハネット」の介護予防部会の会議や区の事業に参加する機会をいただきました。最初は、上司と一緒にお手伝いをしながら参加していました。たくさんのことを経験していき、地域の方の前で講演をするなど、少しずつ仕事も任せてもらうようになりました。

今では、COVID-19の感染拡大に伴い地域の活動に参加することが難しい現状です。新しい取り組みとして「オンライン10の筋トレ」を開始しています。リモートで地域の方に、体操を実施・指導をする内容ですが、私も講師の1人として体操指導を任せてもらいました。今までの上司の指導と経験もあり、トラブルなく実施する事ができています。終了後には地域の方から笑顔で拍手をされて、とても嬉しく思いました。このように外部活動ができるのは、上司の指導や支え、職場の協力があってできることだと思います。

仕事を任せてもらうこと、地域の方と携われて喜んでもらう事は私にとって大きなやりがいだと感じています。