仕事のやりがい

Vol.0922023.01
「学会発表を通して」
職種:
理学療法士
勤続年数:
2年8ヶ月

今年で竹川病院に入職して3年目となり、日々やりがいを感じながら仕事をしています。

私が仕事をする上でやりがいを感じる事のひとつに学会発表があります。今年度は学会発表や症例検討会など含め3回の発表機会を頂き、自分自身のスキルアップにつなげることが出来たと感じています。しかし、現在のように積極的に発表をしたいという思いは入職1年目の頃はあまりありませんでした。その頃は、日々の業務を覚えてミスなく行うことを考えて仕事をしていたように思います。

そんな中、1年目で病院内での症例発表を行う機会がありました。発表の準備を進めるなかで、自分の考えをまとめて発表という形でアウトプットすることで、私が提供してきたリハビリが患者さんにとって本当に効果があったのか、この患者さんに必要なリハビリはどんなものなのかなど多くのことを考える機会となりました。

この経験から2年目では担当させて頂いた患者さんのリハビリでの治療について学会発表を行いました。

発表準備の期間は1人の患者さんのことをとことん考え突き詰めて、どうしたら良くなるのかを本当にたくさん考えました。そして、その患者さんから退院前に「いろいろ考えてくれてありがとう、感謝してるよ」と言葉を頂きました。そのとき、患者さんのことを考えて学会発表を行い、やってよかったと心から感じました。また、発表する事は自分のためになることはもちろん、必ず患者さんのためになると感じました。本当に「やりがい」を感じる瞬間でした。