リハビリテーションの紹介

リハビリテーションの紹介

回復期リハビリテーション病棟とは?

回復期リハビリテーション病棟とは?

回復期リハビリテーション病棟は、脳血管疾患又は大腿骨頸部骨折等の患者様に対して、ADL能力の向上による寝たきりの防止と家庭復帰を目的としたリハを集中的に行うための病棟です。発症あるいは術後から数週間~6ヶ月が回復期といわれ、この期間に集中的にリハビリを行うことで最大限の回復が期待できると考えられています。リハの実施にあたっては、医師は定期的な機能検査等をもとに、その効果判定を行い、リハ実施計画書を作成する必要があり、リハビリテーションプログラムを医師、看護師、ケアワーカー、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ソーシャルワーカー等が共同で作成し、見直して行きます。

リハビリテーション・カンファレンス

リハビリテーション・カンファレンス

一日も早い在宅復帰を目指してチームアプローチを実践する上で大切なのが、リハビリテーションカンファレンスです。医師、看護師、リハビリスタッフ、医療相談員、管理栄養士など、各職種が情報を共有し、共通の認識を持つことで患者様により効果的なリハビリテーションを実施することができるように、毎月1回開催しています。話し合われる内容はリハビリを行う患者様の状態の把握、治療方針の決定および修正、在宅復帰に向けての検討などです。リハビリ室でのできるADLを病棟内の日常生活にしているADLとして取り入れることで、退院後の在宅生活への連続性を念頭に、質の高い自立生活という目標に向かってよりよいチームアプローチがでると考えています。