仕事のやりがい

Vol.040
2018.04
理学療法士
勤続年数: 9年1ヵ月

使命感を持った仲間がいるから出来ること

理学療法を通して患者さんを直接支援することはとても大切な仕事と考えて日々働いています。9年間の経験で患者さんが生活の場へ戻ることの支援を多くさせて頂きました。そんな中で、障害を持った方々が社会復帰することの難しさを目の当たりにする機会も度々経験しました。「障害を持っていても、もっと安全・安心に過ごせる社会を理学療法士として支援することはできないのか?」と強い思いを抱くようになりました。

そこで、私は2年前から東京都理学療法士協会のエスカレーターマナーアップ推進委員会での活動に関わらせていただいています。片麻痺や運動器の障害だけでなく、ご高齢の方などエスカレーターに止まって乗りたい人もいることを知っていただくソーシャルアクションを行っています。少しの気遣いや配慮を持つ事で、より安全で安心して暮らせる社会を作るきっかけとなればと感じています。このような活動を行うことができるのも、使命感を育む文化があり、私の思いを理解してくれて後押ししていただける竹川病院で働く仲間がいてくれることが影響しています。おかげで、理学療法士としての活動が徐々に新聞やテレビなどのメディアで取り上げて頂けるようになりました。一人一人の思いを支えてくれる仲間と働き結果を出すことができることに、竹川病院で働くことのやりがいを強く感じています。