仕事のやりがい

Vol.080
2021.11
理学療法士
勤続年数: 10年6か月

金メダルの瞬間に立ち会って

私は理学療法士として勤務して11年目になります。仕事のやりがいは外部活動で参加しているスポーツイベントの医療スタッフとして、選手の要望に応えられたときに感じます。今年度は東京オリンピックのフェンシング会場に医療ボランティアとして参加させていただきました。男子エペ団体の種目では目の前で金メダルを取る瞬間に立ち会うことができ、改めてスポーツ活動のすばらしさを感じました。その基盤となっているのがフェンシングの大会、板橋区のマラソン大会などの医療スタッフを経験できたことです。対応内容は傷の手当やテーピング、コンデショニングの調整、脱水や痙攣に対する応急手当を行うことです。回復期病院で対応している内容とは異なりますが、選手にサポートを受けてよかったと声をかけて頂けることや研修会で実技練習を行っている他の理学療法士と繋がれることはとても励みになります。

今後もスポーツ活動を通して選手の要望に応えられるよう研鑽し、職場に還元していきたいと思います。