仕事のやりがい

Vol.100
2023.10
作業療法士
勤続年数: 3年5ヶ月

患者さんの社会復帰・笑顔

私は、作業療法士として新卒で竹川病院に入職し、4年目となります。入職当時と比べ、班内・科内での役割や後輩指導の機会も増え、より責任感を持ちながら日々患者さん・業務へ向き合えるよう努めています。

今年の1月から3ヶ月間、急性期病院(日本大学医学部付属板橋病院)への出向の機会を頂きました。急性期では、全身状態が不安定な中での介入が多いため、事前の情報収集やリスク管理、他職種との連携がより重要となります。発症初期のリハビリテーションを経験させて頂き、どのような状態・治療を経て患者さんが回復期病院へ転院されるのか、急性期の視点から改めて多くの事を学ばせて頂きました。特に印象に残っているのが、患者さんの多くが「早くリハビリ病院に行きたい」「リハビリ病院に行ったらもっとよくなるよね、頑張らないとね」と、回復期病院への転院を強く望まれていたことです。急性期病院での経験を活かして、リハビリテーション病院として期待されているものを提供できるように、日々の臨床では「回復期でしかできないこと」を改めて考え、患者さんの社会復帰・笑顔に繋がるように努めていきたいと考えました。患者さんの期待に応え、ともに達成を喜べることが私の仕事のやりがいであり、今後もその意識を大切にしながら働き続けたいと思っています。