仕事のやりがい
Vol.134
2026.08
作業療法士
勤続年数: 2年5カ月
屋上園芸から広がる笑顔と交流
私は入職時から、当院5階リハビリ室の屋上を活用した園芸活動に携わってきました。今年度は活動範囲を拡大し、野菜の種類も増やすなど、より多くの患者さんが参加しやすい環境づくりに取り組みました。
患者さんと一緒に種まきから水やり、収穫までを行い、季節ごとの変化や植物の成長を感じながら活動することで、園芸療法としての身体・精神面への効果だけでなく、日々の楽しみや生活への意欲につながっていると実感しています。また、「今日は花が咲いているね」「昨日より大きくなって収穫できそうだね」といった患者さん同士の自然な会話が生まれ、離床やリハビリへ向かうきっかけにもなっています。屋上を訪れた際の患者さんや職員との交流も増え、植物の成長や収穫の喜びを共有できる温かい空間となっています。
患者さんが笑顔で植物を眺めたり、収穫した野菜を嬉しそうに手に取る姿を見るたびに、園芸活動がリハビリだけでなく、患者さんの生活に楽しみや役割を生み出す大切な時間になっていることを感じています。また、私自身も植物を育てる楽しさを感じながら仕事に取り組めていることに加え、リハビリの場でありながら、患者さんや職員の笑顔や交流が生まれる環境づくりに携われていることに大きなやりがいを感じています。今後も患者さん一人ひとりの「やってみたい」という気持ちを大切にしながら、生活に楽しみや役割を生み出せる作業療法を実践するとともに、心地よく交流が広がる環境づくりに貢献していきたいと考えています。