仕事のやりがい

Vol.0382018.01
「病院調理師として」
職種:
調理師
勤続年数:
11ヵ月

調理師は食事を作ることが仕事ですが、単に食材を調理し患者さんに提供するだけでは、何も楽しくないし、美味しくありません。調理する過程で「美味しいものを食べてほしい。」「自分が作った料理で笑顔になってほしい。」そういった「心」を込めて作って初めて、調理師の仕事だと言えると思います。

昨年11月に「寿司御膳」を担当させていただきましたが、病院ではなかなか提供できない「握り寿司」をお出しすることで、たくさんの患者さんに喜んでいただいたと聞きました。また、3階病棟だけでしたが、患者さんの目の前で握り寿司を実演させていただきました。実際に食べた方やご家族の笑顔を見たとき、大変でしたがそれ以上にやって良かったと、とてもやりがいを感じました。

健育会グループは食事の改善に力を入れており、直営調理のメリットが生かされたと思います。

調理師は、なかなか患者さんと接する機会が少ないですが、食事を通して患者さんの体調管理に携わっているという「自覚」「責任」を持って、「心のこもった料理」を絶えず続けていくことが大切だと考えています。