介護職員として認知症のご利用者との関わりは、日々何故違うのか?何処が違うのか?と自問自答の毎日です。

そんな時、言葉が出なくても、混乱した会話の時でも、私を助けてくれるのはご利用者です。今まで立てなかったご利用者が立ってくれたり、食後、口に食べ物を溜め込んでしまい、どうしても口を開けてくれない時に、大きく開けてくれた時、ご利用者との信頼関係の大切さをとても感じます。辛そうな表情をしていることも、本当に迷ってわからなくなってしまっての行動にも全て理由があるはずです。

ご利用者の思いを感じ取り、それでも必要であることをお伝えして日々、その人らしく輝いて暮らしていただけるお手伝いをしていきたい。そして相手であるご利用者に納得して頂ける仕事ができる。そのような仕事をして自分も納得できる。それこそが仕事のやりがいであり、これからさらなる向上心を持って続けていくための仕事のやりがいだと思っています。