「生活期リハのやりがい」

Vol. 076令和3年7月

■職種:
理学療法士
■勤続年数:14年

私は平成19年4月に旧竹川病院へ入職し、病院移転という一大イベントを経験させて頂いた後に、回復期・維持期の入院のリハビリに携わらせて頂きました。在宅復帰に向け、機能やADL改善へのリハビリを私なりに提供してきましたが、在宅に戻られてからその方がどのように生活をされているのか、退院支援で行った家屋評価や生活設定は妥当なものだったのかはわからないままでした。

その後、平成22年からケアセンターけやきの通所リハビリにて勤務をさせて頂いています。利用者さんの生活場面を見る機会が多くなり、病院勤務の時の支援の未熟さを痛感しました。病院ではリハ職としての理想を患者さんに伝えることが多かったように感じています。今は利用者さんの生活環境やリズムを把握し生活に寄り添うことでその人らしさを見つけられ、とてもやりがいに繋がっております。

病院での退院支援・けやきでの生活期リハに携われ、このような経験をさせてもらえる健育会グループはとても素晴らしい職場だと感じています。これからも利用者さんの「その人らしさ」を大切にリハビリの提供をしてまいります。

「健育会グループで働いて感じた仕事のやりがい」へ戻る